記憶に残したいジャズアルバム②

MichelCamilo & Tomatito/SPAIN

僕にとって、ジャズスタンダードの曲の中で最も好きな曲は「スペイン」です。哀愁たっぷりの「アランフェス協奏曲」の冒頭が終わると、怒涛のごとくスペインのイントロがなだれこみ、聴く者すべてを熱くします。

言うに及ばす、オリジナルはチック・コリアですが、多くのミュージシャンがカバーして名演奏を繰り広げています。その中でも郡を抜いて素晴らしいのが、ミッシェル・カミロ&トマティートのバージョンでしょう。トマティートは、フラメンコギタリストとして多くの賞を受賞していて、今は亡きパコ・デ・ルシアの後継者として、注目を集めています。カミロはドミニカ出身のピアニストで、持ち前のラテン特有のブライトでダイナミックなタッチのピアニストですが、このアルバムでは哀愁溢れるピアノを弾いています。

数年前、僕はビルボードライブ大阪で、二人のライブに行き、スペインを聴きました。ステージにいるのは2人だけで、ピアノとギターの2台の楽器で、限界まで引き出しているカミロとトマティートの演奏は、オリジナルのスペインより深く、情熱的でした。是非聴いてみてください。

 

 

宮寒梅 純米吟醸おりがらみ

日本酒の「宮寒梅純米吟醸おりがらみ」を買ってきました。蔵元は、合資会社寒梅酒造。宮城県のお酒です。原料米は美山錦、 精米歩合は45%。アルコール度数は、生酒であるため、普通の日本酒よりやや高い16度。

新米の新酒で、雑味がなく、青りんごのジューシーな風味がほのかに香り立つ、ひとくち飲むと止まらない、虜になるような酒です。

 

 

記憶に残したいジャズアルバム①

 

 MARTIN TAYLOR/SOLO

僕が、さまざまなジャズアルバムを聴いて、記憶に残したいと思ったジャズアルバムを紹介します。

第1回は「MARTIN TAYLOR(マーティン・テイラー)/SOLO」です。マーティン・テイラーというギタリストを初めて聴いたのは、ジャズヴォーカリストのケイコ・リーの「スーパースタンダーズ」というCDを聴いたときです。マーティン・テイラーは、ゲストギタリストということで数曲バックでの演奏でしたが、フィンガーテクニックを駆使した一音一音、フレーズが超絶かつ優しく甘い音色に驚きました。後で調べてみると、イギリス出身のベテランジャズギタリストで、英国王室より名誉大英勲章の叙勲を受けたとのこと。また、チェット・アトキンスからは「現代最高のギタリスト」と評価されています。アルバムで演奏している曲すべてが素晴らしいのですが、特に「マイ・ロマンス」「いつか王子様が」「テネシーワルツ」のギターテクは最高です。

まかない明太子

大阪、鶴橋商店街に行き、豊田商店の「まかない明太子」を買ってきました。テレビの情報番組で最強のご飯のお供として紹介されていました。お店に行ってみると、美味しそうなキムチや韓国料理の食材が大量に積まれていて、その中に「まかない明太子」がありました。

家に帰って食べてみると、胡麻風味の辛子明太子といった感じで、ご飯が進みすぎてしまいそうです。しかも、酒のつまみにもぴったりです。瓶に230g入っていて、値段は1,080円です。